[出演情報] 読響・定期『ヴォツェック』
今年3月ヴァイグレ指揮/読響定期『ヴォツェック』に※白痴役で出演します。
役名はなかなかですが、白痴=重度知的障害ではなく、いつの時代も共同体に同化せず距離を置く人たちの事。
人間の罪や悪に対して無垢であり
誰に対しても優しく寛容で自分の利益や名誉を求めず、人間の心の奥底や物事の核心を鋭敏に見抜き真実を語る人たち。出番は少ないですが精一杯、お役目果たして参ります🙏
ベルクの無調から体系化された十二音技法に向かう途中に作曲された“ヴォツェック”の退廃的な音楽も、難解ながら随所にギュッと胸を掴まれる瞬間があり、特に自分が登場する酒場のシーンでのターフェル・ムジーク的なアコーディオン使用した音楽、たまりません😍
素晴らしいオケの読響さんとは、これまで日生のオペラで何度もご一緒させて頂き、記憶にあるだけでも日生では2004年『後宮からの逃走』(指揮:広上淳一)が最初で、その後『夕鶴』、再び『後宮からの逃走』、『ルサルカ』、『マクベス』と5演目あり、ヴォツェックで6演目目となります。(新国や二期会のオペラ入れたら演目数は分かりません💦)
国内トップクラスの実力派オケとオペラでご一緒させて頂ける事に感謝して精一杯、頑張りたいと思います🙇♂️🍀
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